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コンサルタントの選び方

僕個人がコンサルタントと会う際、コンサルタントとしての能力ってどうなんだろう?と考えたら、彼ら・会社が作っているHPを重要視します。多くのコンサルタントは自分が関わったクリニックについてはHPで載せているところがほとんどです。薬局系のコンサルタントでさえ、HPに乗っていることが多いです。また、ここのクリニックはどこが関与しだんだろう?と知りたいけど、どうしてもわからない場合は、門前薬局を見ると、関わりの強いコンサルタントが誰であるのかをある程度推察することもできます。
多ければいいかというと必ずしもそうとは言えないと思います。また、HPのみからは開業が成功しているのかどうかわからないことも多々あります。また、仮に関わったコンサルタントに聞いたところで本当のところを教えてもらえるかどうかはわかりません。
ただし新潟で開業する場合は、「にいがた医療情報ネット」の情報を組み合わせることで、そのクリニックが流行っているかどうかをチェックすることができます。
 
ここにアクセスをして、調べたいクリニック名を記入し、クリニック名をクリックすると、機関詳細情報にアクセスでき、そこに医療の実績等というところをクリックすると、1日あたりの平均受診人数をチェックすることができます。これによりある程度、クリニックの経営状況をチェックすることが可能になります。
ただし、この記入については、大雑把なものであるということも認識が必要です。開業するとわかりますが、これの記入の際、自費診療の患者数はどうなのか?半日の日は1日とカウントするのか?など、細かい規定はありません。そのため、半日は半日としてカウントし、自費診療も合わせて1日あたりの人数を出しているクリニックもあれば、半日も1日とカウントし、かつ保険診療のみの患者をカウントしているところもあると思われます。ただそれであっても、1日あたりの受診人数が多いところは、ある程度成功しているところであると言えると思います。
また、門前薬局が一つのクリニックにしか対応していない場合(メディカルモールのように複数の医療機関から処方箋を受け付ける形ではない場合)、これもにいがた医療情報で薬局名を入れて調べると、対応した処方箋枚数が出てきますので、これでもある程度評価ができます。
これらの情報を自分なりに組み合わせて考え、コンサルタントを評価することが重要だと思います。
ただし、この評価の仕方も完璧ではありません。
コンサルタントはアドバイスはしますが、決定権は医師にしかありません。そのため、「そこの場所は絶対に勝てませんよ」と伝えても、「俺はそこで開業したいんだ!」と言えば、コンサルタントは協力はしてくれますが、勝てないとわかっていて開業するDrも少なからず存在するので、そこはコンサルタントの責任ではないこともあります。
ただ、基本、メディカルモール、ビル開業のDr場合は、開業場所へのこだわりが強くないDrが多く、メディカルモール内のクリニックの患者の受診状況をチェックすると、そのコンサルタントがDrのために見つけて来たのか、地主のために見つけて来たのかを把握することが多少は可能だと僕は考えています。
あと、多くの件数を手がければ当然成功もあれば失敗も存在します。手がける件数が多いコンサルタントは何かしら評価される部分があるため、多くの依頼が来るので、そういうところも判断材料にはなると思います。逆に少ないと悪いとも言えません。勝てるところしか提案しないというコンサルタントも存在しますので、そういうコンサルは将来開業したDrが困らないようにするという強い意志も感じます。