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自分の理想に沿った開業をするには

コンサルタントのお金の流れ〜ハウスメーカー系〜

ハウスメーカー系のコンサルタントの場合、多分、建物については、非常に良いものを提案してくれると思います。お金のかけていい建物を作りたい!他のクリニックとは一味違った素晴らしい建物が欲しい、医療的な面で違いが出せないなら建物で出したい!という発想であれば、多分、ハウスメーカー系が非常に良いのではないかと思います。ただし、その分、建物にかかる費用は大きくなる可能性があります。
また、ハウスメーカーは基本、建物を立てればあとは収益構造はさほど強くはありません。そのため、高くて収益率のいい建物が売れればそれで成立する商売である可能性があります。もちろん、提携する薬局等があり、そこから利益の一部を還元するような仕組みがないとは限りませんが、基本、建物を売って終了。あとあるとすれば、メンテナンスでさらに収益をあげる可能性がある程度だと思います。
全部のハウスメーカーというわけではありませんが、一般論として、薬局系のコンサルタントほど、ハウスメーカーは開業後のクリニックの売上がハウスメーカーの業績に反映してこないことを考えると、開業後のサポートはさほど期待できないのではないかと考えます。
 
個人的には親子間継承をする際に、内部留保が潤沢にあり、患者数もしっかりとついていて、経営サポート等も不要という場合は、ハウスメーカー系のコンサルタントに依頼するのはアリだと思いますが、それ以外では正直、あまりメリットは見出せないと僕自身は考えています。
ただ、僕がほとんどハウスメーカー系のコンサルタントを知らないので、そう考えてしまっている可能性があります。もし違う等の意見があるようでしたら教えていただければと思います。