理想の開業をする際、決めなければならないのは、時期、場所、コンサルタントを使うかどうかだと考えています。ただ新潟で開業するDrでコンサルタントを一切使わず、自力で開業したというDrは僕自身は知りません。僕の知る限りでは、全部任せるまではいかなくても100%コンサルタントが介入しています。
 
時期については、開業する科にもよると思いますが僕なりの考えを述べてみます。多分、コンサルタントも同様の事を言うと思います。
　❶開業時期の選び方

開業する際に決めなければならにことがいくつかありますが、そのうち最も基本になるのが開業方法です。
①新規開業
　❶戸建て開業
　❷ビル開業
　❸メディカルモール開業
②継承開業
　❶親子間
　❷第三者間
 
このように様々な方法があります。これらをどのように考えるかによって人により理想は違います。また、同じ括りの開業でも、実際には様々な部分に違いがでます。
これらのメリット・デメリットをどこまで理解し、どれをチョイスするのか（親子間継承はチョイスできる人が限られますが）、そこをしっかりと理解し自分に最もあった方法を探す必要があります。
また、これらの開業方法により、コンサルタントも強い、弱いが存在します。それを理解せずに依頼をすると思うようにいかなくなる可能性があると考えています。
特に第三者間継承は「患者さん」という目に見えない資産があるため、売主は高く売りたいですし、継承したいDrは安く買いたい。その金額で揉めることがあり得ますし、また、既存の建物・土地についても金額が折り合わないことは十分にあります。僕が知っている限りでも複数存在し、結果、閉院したケースもあります。第三者間継承を希望する際には、コンサルタントを見極める必要が非常に高くなると考えます。