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コンサルタントとは

コンサルタントとは

まず、コンサルタントとはDrが開業する際、開業に必要な工程をそれぞれ手伝ってくれる役割です。
 
そもそもコンサルタントって何?必要なの?という意見が聞かれます。
個人的には「必要」だと考えています。コンサルタントが行うことは多岐に渡ります。
まずは開業場所を見つける。地主等と交渉する。契約書を交わす。設計事務所を探す。設計案を作ってもらう。建築会社を探す。複数の会社で見積もりを取る。契約する。保健所とやりとりをして建築について確認する。厚生局に開業時の申請をする。必要に応じてスタッフを集める。開業準備をする。内覧会等を行う。ぱっと書いただけでもこれだけのことをします。
いやいや。このくらい自分でできるよ!というDrはコンサルタントは不要だと思います。開業場所を見つけ、管理している不動産会社に連絡、もしくは地主を見つけて交渉して、適切な金額で売買契約をしたり、定期借地の契約をすることくらい余裕だよというDrはコンサルタントはいらないかもしれません。そして、それができるDrなら、設計事務所を探し、コンペをして希望の設計にしてもらい、その後、建築会社の入札を行い納得できるところを探すことも可能だと思います。
また、テナントであれば、そのあたりは募集している貸主と交渉すればまずは問題ありませんし、内装等も自分で決定できればコンサルタントは不要だと思います。
多分ですが、今の僕なら、コンサルタントがいなくても、「なんとかなる」かもしれませんが、実際、もう一つ診療所を作るなら、やはり、コンサルタントを入れると思います。それは時間がないのと、コンサルタントがやってくれる労力に対する対価が非常に安いことが挙げられます。仮に1日50万円の売り上げが1日あったとして、コンサルタントに支払う全額が30万円なら、半日ちょっとの売上でほぼ全ての作業をしてもらえると考えたら激安です。4-5時間自分で働く分で1年半近くに及ぶ様々な作業をしてもらえることを考えたら、僕は確実にコンサルタントを入れます。
コンサルタントは費用対効果に非常に優れると僕は考えています。
ただ「コンサルタントのお金の流れ」でも述べましたが、もしかしたらさらに余分にお金を取られているかもしれませんが、仮に100万円多く取られたとしてもそれでも激安だと考えています。500日近い間、お世話になって、100万円なら1日2000円です。やはり激安だと僕は考えます。
また、コンサルタントは多くの事例を経験していれば、「相場」というものがあります。業者も相場観を知っているコンサルタントが入れば、当然相場から大きく外れたものは提示しにくくなります。ただこの際、当然ですが、業者も利益を取らなければ経営はできませんので、「適切」な利益が取られることは仕方がありません。コンサルタントの中には、上手に値切ってくれ、お互いがwin-winとなる落とし所を作るコンサルタントもいます。